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桃太郎のたびじ6

KC3A2163.jpg

地中美術館。

不思議な名前の由来は、そのまんま。
地中に埋め込まれた美術館なのです。
外観がないのです。


美術館の内部は写真撮影禁止なので、
お見せできません。。。
チケットセンターの、この文字は
祖父江慎さんデザイン。
ミッフィーの改訂版の装丁を手がけたことでも
話題の大先生です。

謎めいたこの設計は、
安藤忠雄大先生。
上から見ると、明かり取りの穴が
いくつかあいているだけ。
入口は壁面が一枚。

作品の点数はごく少なく、
4名の作家の作品のみ。
いわゆる絵画や彫刻を見せる美術館ではなく、
空間そのものが作品です、という。

まずおどろくのは余計な要素がまったくない。
壁、床、空。
曲がり角、突き当たり、部屋。

美を求めることに、完璧。
邪心がない。
不思議なことに、完璧な芸術って
人の手を感じさせないように思う。
生まれたままの自然みたいに見える。
ちょっと宗教めいて言えば、神の存在を感じたような
感覚を覚えてしまう。

「空間が作品となっているので、サイン表示を最低限にしております」
壁には矢印や文字はいっさいなく、
真っ白な服を着た係の人が立っている。

照明をはじめ、配線やコンセントなどもみあたらなくて
自然光がうまくとりこまれている。
光の届くぎりぎりのところで廊下が曲がる。
うっすらとした明かりの中でも
困ることはない。

便利で不便な日常はそこにはない。
あるのは自然と、自然に限りなく近い人工物。

空間演出的な作品がほとんど。
屋内にもかかわらず、自然光で見せているので、
天気によって見え方が全く違うらしい。

不思議に静かな空間に、SF小説を思い出した。
読書の醍醐味は、非現実を疑似体験できること。
ここは本当に非現実を体験できる。

おかしな話だけど、
モネの展示室で涙が止まらなくなってしまった。
それをみて何かを思い出したとか、
いいなあと思ったとか、
そういったレベルの感動ではなかった。
説明のない自然現象みたいに、勝手にはらはらと流れ出した。

ここにずっといたら、
狂うかもしれないなあ。

楽園の魔力。

サングラスをかけて、美術館をあとにした。

外に出ると、
島の自然があふれていた。

桃太郎のたびじ5

いよいよ旅の後半戦。

岡山駅からJR宇野線で1時間。
そういえば一日目に乗った吉備線は、
線路が一対しかなくて、
電線もなかった、あれは何?汽車?
もしかしたら、今流行の鉄道マニアには
ちょっと嬉しい路線だったのかも。

宇野駅で降りると、
目の前にフェリー乗り場がありました。
ちょっと非日常。
車ごと乗れる、大きなフェリーに乗り込みました。

KC3A2126.jpg

直島まで、わくわくしながら約20分。
跳ね橋が降りる瞬間を、みんな待っています。

KC3A2268.jpg

じゃーん!
これが憧れのアートの楽園、直島です!
赤いかぼちゃがわかりますか?
草間弥生大先生の作品です。

島の魔力か、
船着き場に着くなり、みんな開放的な気分になり、
知らない人同士で「写真とってくださ~い」なんて言い合って
「どちらからですか~?」なんて交流がはじまって。
倉敷から来た女の子2人組と仲良くなりました。

KC3A2263.jpg

これが私。
片手に持っているのが携帯、その携帯でとった写真。
どうなっているかというと。。。

KC3A2264.jpg

鏡!
一人旅に優しい島なんです。

ゴールデンウィークが過ぎたばかりの平日。
観光客はほどよい人数で上陸しました。
多いときは美術館も入場制限するほどだったらしいです。

KC3A2162.jpg


まずは腹ごしらえ。
目の前にあったお店、たこやき「ふうちゃん」に入ります。
お姉さんが一人でやっていて、
麦茶を出してくれました。
たこ焼きが焼けるまで作戦タイム。

フェリー乗り場で貰った地図とバスの時刻表を見ながら
予定を立てていきます。

地中美術館→ベネッセハウス→家プロジェクト→直島銭湯I♥湯

「お一人様、いいですね。」と
お姉さんがおしゃべりにつきあってくれました。
いい気持ちになって、「ごちそうさま」と
店を出ようとしたら「400円です」って。。。
うっかりうっかり。
ちょっと恥ずかしくてそそくさとお店をあとにしました。

やれやれ。

桃太郎のたびじ4

激安ビジネスホテルの温泉は、
とっても効いた。
疲れがふっとんでいたのだ。

6時の目覚ましに二度寝して、
7時にシューズを履いて出発。
フロントのお兄さんにさわやかな
「おはようございます」を
いただいて、
そういえば、昨日も倉敷の神社のおじさん、後楽園の野球少年に
あいさつしてもらったなと思い出す。
一人旅でも寂しさを感じないのは
誰かが一言声をかけてくれるからなんだなあ。

KC3A2111.jpg

実際はカメラを持たずに走っていたので
前日の下見でとった写真なのだけど。

美しい川沿いの道を、
何度か橋を渡ってかけてゆきます。

KC3A2110.jpg

後楽園のポスト。
駅前のなやまし桃さんのシリーズ。
ポストに何かをのっけるのがスキな人がいるようです。
そして私はそれを写真におさめるのがスキみたいです。

爽やかランは約5キロ、約40分。
お城を見上げたり、
川面を覗き込んだりしながらホテルに戻りました。

朝食をいただき、
温泉で汗を流し、
荷物をまとめてチェックアウト。
電車のむこうに見える、
マンションみたいなのが泊まったホテル。

KC3A2093.jpg

すっかりお気に入りの路面電車。

KC3A2113.jpg

こちらのほうでは女子プロ野球があるようです。
凛々しい~!

さて、これから旅の目玉
直島へと渡るわけなのですが。

直島に関してはあまりにも感動が強かったため
筆舌に尽くし難いものがあります。

もうしばらく、余韻を楽しんでから
文章に起こしたいと思います。

桃太郎のたびじ3

もーもたろさん、ももたろさん。
あっちもこっちも、ももたろさん。

KC3A2088.jpg


駅前のももたろさん。
さる、キジ、犬、ハト、ハト、ハト。。。
お供がふえてませんか?

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駅前のポストには、
筆を片手になやましげなももたろさん。

KC3A2092.jpg

市街地には路面電車が走っていて、
10分に1本くらいでやってくるので
とても便利。
床やベンチが木製の、まるでカフェのような
おしゃれな電車!
運転手さんの背中にはMOMOのロゴ。

今晩は駅から電車で5分のビジネスホテルに泊まります。
夕食無料、朝食無料、温泉&サウナ無料、インターネット無料で
驚きの3990円。
今年できたばかりの別館なので、
狭いけどとってもキレイ。

チェックインしたら
岡山城散策へ。

フロントで地図をもらったら、
またもや親切なおばちゃんで、ひとことふたこと多いのが岡山流。

KC3A2102.jpg

おばちゃんの言う通りに歩いたら、
けっこう遠かった!
でもたどりついたこの景色に満足。
開館時間に間に合わなかったんだけど
「えー、もうしまっちゃったんだよ、こまったな。はいこれ」と
パンフだけくれたおじちゃん。

お城の隣には三大名園の「後楽園」。

KC3A2104.jpg

どうです、この逆さ富士ならぬ逆さ岡山城。

岡山城、後楽園の間を川が流れていて、
このあたりではランナーの聖地と呼ばれているとか。
そう、
持ってきているんです。靴。
ふふふ。

一日目は下見ということで。

通りすがりの野球部の少年が、
走り去りながら「こんにちは」と
言ってくれた。
負けないようにできるだけお腹のそこから「こんにちは」を
返した。

5キロコースの下見を終え、
今日はおしまい。

明日は走ります。

桃太郎のたびじ2

倉敷から岡山へ戻り、電車をのりついで
「吉備津」で降りる。
桃太郎のモデルとなった伝説の「吉備津彦命」が
まつられているという由緒正しき神社。

KC3A2056.jpg

そういえば今年、本厄です。
人生の節目なので気をつけるように、と
書かれていました。

KC3A2062.jpg


「つらい時、楽しい時、一緒に居てくれた
ダルマさんをお納めします。」
ひたむきなダルマさんと受験生の関係性に、心うたれる。

KC3A2064.jpg

立派な本殿。国宝指定とガイドブックには書いてあったが
行ってみたらどこにも書いていなかった。
おくゆかしいだけ?それとも誤植?

KC3A2070.jpg

長い回廊をたどったさきに、
鬼といわれ成敗された「温羅」の首があり、
今でもうなり声をあげて吉凶を占うという。。。
まーるい丘の国にも、そんな恐ろしい伝説があったとは。

痛恨のミス。
電車に乗り遅れてしまった。
次の便は1時間後。
無人駅の駅前には米屋が一軒。。。

ベンチでねころがっても、ホームでステップ踏んでも
ひとり。

KC3A2086.jpg

無人駅に、さほど違和感を感じないのは
世田谷線の駅に似ているからかもしれない。

待つことに慣れた頃、
電車はやってきた。

三たび、岡山駅へ。
プロフィール

わかばアートセンター

Author:わかばアートセンター
たまに走ったり、
節電手芸したり、
イラストを描いたりしています。

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